みなさま
沼野です。老化で最近隙間が目立つ脳味噌を、ひさしぶりに活性化させていただきました。
ありがとうございました。
筒井先生の「継続と発展は一緒くたに考えてよいか」という問いかけに刺激を受け、
「雪かき支援は地域づくりに発展しなければ持続できない」
などと言ったように思いますが、考えてみると各団体のみなさまは、地域づくりにすでに熱心に取り組み、その一環として今の活動に踏み出しているのですから、釈迦に説法だったかもしれません。
さらに「目からウロコ」だったのは、雪かき支援を移住者呼び込みのテコにしようという発想でした。
真に地域の力になる移住者をあぶり出し、同時に彼らが望む地域へのとけこみのきっかけにし、雪のハンディキャップをメリットに変える、まさしくinnovativeな取り組みの実現を期待します。
私もこれまで、地域と移住者、地域と雪をそれぞれテーマにしてきましたが、このようなつなげ方には思い至りませんでした。
しばらく雪害の研究が主だったので、やや臆病になり、「雪国の知恵は地域づくりに活かすことができる」という積極的な視点を主張することが少なくなっていましたが、
あらためて確信することができました。
そこで、ついでの宣伝です。
「地域づくりに活かす雪国の知恵」というサブタイトルの拙著「雪国学」、このMLのメンバーの方に限り、ご希望の方に無料でお送りします。
投稿のついでに、送り先住所を添えてお申し出ください。
みなさまになら、より深く読み取っていただける気がします。
東北工業大学 沼野 夏生