1.事業の概要

(1)業務名

 平成26年度 雪処理の担い手の確保・育成のための克雪体制支援調査業務

(2)履行期間

 自)平成26年6月30日
 至)平成27年3月19日

(3)業務主体(発注者)

 国土交通省国土政策局

(4)受託者

 株式会社日本能率協会総合研究所

(5)業務の目的

 本調査業務は、高齢化が進む豪雪地帯における雪処理の担い手の確保・育成を通じて、共助等による>効率的・効果的な地域除排雪体制の/整備等を推進するため、先導的で実効性のある地域の実情に即した新たな地域除排雪体制整備の取組について調査する。

(6)業務内容

  1. 克雪体制推進調査及びとりまとめ
  2. 広報用資料作成
  3. 委員会等の開催及び運営


2.実施方針

(1)克雪体制推進調査及びとりまとめ

 豪雪地帯の地域コミュニティ、社会福祉協議会、NPO等の様々な団体が主体となった地域除排雪体制の整備に向けた取組として応募があったなかから、先導性、実効性、継続性等の視点で選定する。
 選定後は、各取組が確実に実施、継続されるよう、電子メールやブログを活用したり、現地視察、活動報告会等を通して助言、進行管理等を行うとともに、取組の状況と成果を調査する。

(2)広報用資料作成

 効率的・効果的な地域除排雪の手法及び多様な主体による体制の実現方策を全国に紹介するため、取組によって得られた結果を分析・検証し、とりまとめを行う。
 また、既往調査成果及び本調査において、とりまとめた成果をもとに、他の地域への情報提供のための広報用資料(様式集、取組事例集、動くポスター等)を作成する。

(3)委員会等の開催及び運営

 豪雪地帯対策に精通した専門家により構成される懇談会の開催及び運営を行う(2回予定)。
<懇談会の委員>

  • 沼野夏生  東北工業大学工学部建築学科 教授
  • 上村靖司  長岡技術科学大学工学部機械系/安全安心社会研究センター 教授
  • 諸橋和行  公益社団法人中越防災安全推進機構 地域防災力センター長
  • 筒井一伸  鳥取大学地域学部地域政策学科 准教授