[ML036] トークイベント「雪かきボランティアがもたらす地域社会イノベーション」 のご案内
みなさま
北海道大学大学院文学研究科の小西です。
報道などで見聞きしていると思いますが、昨日札幌を中心に記録的な大雨に見舞われ、交通機関のマヒ、地域によっては浸水や道路などインフラの崩壊など騒然としておりました。
今日も苫小牧などの胆振地方は予断を許さない状況ですが、札幌は日常を取り戻しつつあります。
さて、以下、雪かきボランティアに関するトークイベントのお知らせです。
来週末、八戸にて雪氷研究大会という雪の研究者たちが集う学会(9/19-9/22)が開催されます。
会期中には、各研究者による発表もありますが、下記一般市民を気軽に参加できるトークイベントを開催する運びとなりました。
snow innovationの関係者も多く登壇する予定ですので、万障お繰り合わせの上、ご参会いただければ幸いです。
雪氷研究大会HP:https://sites.google.com/site/jcsir2014/
企画セッションHP:https://60741579-a-62cb3a1a-s-sites.googlegroups.com/site/jcsir2014/
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「雪かきボランティアがもたらす地域社会イノベーション」
日時:2014年9月20日(土)15:30~17:00
場所:八戸工業大学210講義室(教養棟旧館) 八戸工業大学HP:http://www.hi-tech.ac.jp/
主催:日本雪工学会・日本雪氷学会会員有志
入場無料
趣旨
雪かきボランティアは,地域社会にどのような影響を与えているのでしょうか? 現在,雪かきボランティアは,雪処理問題の解消を基調としながらも,ボランティアの技術的育成,都市と地方の交流人口促進,地域内共助の底上げ,未曾有の豪雪からの復旧といったように,実施主体ごとや地域社会ごとで多様な付加価値を持ちながら,展開されております.
また,実施主体や地域社会において,当初に意図した目的から,派生・変換され新しい価値が再構築される事例も見受けられ,雪かきボランティアが与える地域社会への影響について目を向けて行く段階となってきました.
そこで,本企画セッションでは,さまざまな雪かきボランティアの実施事例を紹介しながら,それらの取り組みがもたらす地域社会への影響について議論します.
プログラム
●話題提供(各10分)
(1)「次,来るときまでしっかり話し合っておく」~「よそ者」の介入により目ざめる受援力~
小西信義氏(北海道大学)
(2)「結」の精神でつかむ地域力
二藤部久三氏(尾花沢市除雪ボランティア センター/尾花沢市民雪研究会)
(3)平野部での大雪降雪と市民活動~前橋市大雪たすけあいセンターの活動から~
高山弘毅氏(前橋市社会福祉協議会)
(4)レスキューの雪かきから,地域活動を支える黒子へ
上島信一氏(北海道コカ・コーラボトリング 株式会社)
(5)よそからの雪かきボランティアが地域内共助を促進する可能性
中前千佳氏(一般社団法人北海道 開発技術センター)
(6)ヤクタタズがもたらした地域の変化
上村靖司氏(長岡技術科学大学)
●パネルディスカッション(30分)
【司会】
諸橋和行氏(公益社団法人中越防災安全推進機構 地域防災力センター )
【パネラー】
上記話題提供者
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以上、みなさまのご参会を心よりお待ち申し上げます。
北海道大学大学院文学研究科 小西 信義