マップづくりは大事ですね

みなさま
 
 
奥州市社協の「除雪要支援者実態調査」確かにすごいですね。
その前の「福祉・防災マップ」も、香美町の取り組みの勘所のようです(現物を見ていませんが)。
 
常々、効果的な雪処理支援には、対象の正確な把握が欠かせないと思っています。
そのためには、単に対象者の主体条件にとどまらず、対象者を取り巻く広い意味での環境の把握と、生活全般の支援への目配りが重要と考えます。
 
そのうち機会があれば、要支援者の調査やマップづくりにテーマを絞り、研究会的なものをやってもいいのでは、と思います。
 
さて、だいぶ前にやったことですが、新庄市の下町のある町内会と協力して作った、「除雪支援マップ」を紹介します。
都市部で近所同士よくわからないという背景があります。
 
日頃誰が誰を助けているかといったこともわかり、興味深い結果でしたが、その後展開できませんでした。
 
図には個人名が出ていますが、レイヤの操作で簡単に表示情報を変えることができるのも、
簡易GISを使ったことによるメリットのひとつです。
それだけに、管理に注意が必要とも言えます。
 
 
東北工業大学工学部建築学科     沼野 夏生
 

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